履歴書とは何か?

履歴書とは応募者の客観的な属性を伝えるデータ集です。求人企業は、学歴や職歴、資格、趣味・特技などのデータをもとに応募者の人物像を把握し、自社に適した人物かどうかを判断します。したがって、記載される内容は、正確な「事実」だけとなるので深く頭を悩ますものではありません。履歴書は「見やすさ」と「正確さ」に注意して、事実を淡々と記入していく書類であるということを心掛けてください。

ただし、応募者に代わって、書面で自分を伝えるためのものなので、空欄が多ければ「伝える中身の無い人物」と思われてしまいます。履歴書を書く際には、全体的に空白を作らないよう注意することも大切です。市販の履歴書用紙を使う場合は、手書きで丁寧に書くことが求められます。

また、最近の中途採用試験では、履歴書よりも職務経歴書が重要視される傾向にあります。履歴書の書き方(フォーマット)にこだわるよりは、企業研究や自己分析、面接の準備に力を入れるようにしてください。

まずは下書きから始める

履歴書は下書きで添削し、それを清書することが成功のコツです。あたりまえのことですが、いきなり清書するのではなく、下書き用の履歴書を作成してください。汚れやシミのある履歴書ではマイナス評価されてしまいます。徹底的に読み返して、納得のいくところまで修正することが大切です。そのうえで本番用の用紙に清書をしましょう。

履歴書は見やすく正確に書く

以上の3点を意識し、自分のキャリアを整理しましょう。けっして背伸びすることなく、あなたに関する情報を正確に、相手に伝えることが大切です。また、雑な印象をもたれないよう、丁寧に仕上げることを忘れないでください。